不用品のトングはどう処分する？

おかずを取り分けたり、グラスに氷を入れたりとトングは便利なキッチン用品です。しかし、どんなものにも寿命が来ます。
愛用のトングが壊れてしまったり、古くなって買い換えたときはどう処分すればよいでしょうか。

不用品のトングを自治体のごみ回収で処分する際は、トングとしてというよりは素材によって処分の方法が異なります。一般的には、金属でできているトングの分類は燃えないごみです。素材が竹や木の場合は、燃えるゴミになります。
問題なのはプラスチック製のトングです。プラスチック製品の扱いは自治体によって異なり、燃えるゴミに分類する自治体もあれば、燃えないゴミに分類する自治体もあります。自治体によっては「燃えないごみ」ではなく、「燃やさないゴミ」という表示になっていることもあります。わからない場合は、自治体のサイトなどに詳しい処分方法が記載されていますので確認しましょう。 30センチ以上ある大きなトングは、粗大ごみ扱いになることもありますので注意が必要です。

まったく使っていない状態の良いトングなら、リサイクルショップで引き取ってもらえる可能性があります。他の不用品と一緒に、リサイクルショップに持ち込むのも良いかもしれません。大量の不用品があるなら、不用品回収業者に依頼するという方法もあります。不用品回収業者なら、トングの素材にこだわらずに処分してもらうことができます。トング以外に包丁などの危険物も一緒に処分する場合は、ほとんどの自治体で刃がむき出しにならないようにガムテープや厚紙などで梱包し「刃物」などと注意書きをしなければなりません。

不用品回収業者ならそのような手間もなく、分別して処分してくれます。
業者によっては買い取れる不用品があれば買い取って、不用品回収の料金から買い取りの代金を差し引いてくれますので、安く不用品を処分できることもあります。トングの処分方法は素材によって決まり、自治体によっても異なります。それぞれの事情に合わせて、適切に処分しましょう。